「子ども・子育て支援法改正案」について
2024年2月28日

はじめに

政府の「子ども・子育て支援法改正案」についてご存知でしょうか?
ここでは“ななめ読み”で分かるように多くの方に影響がありそうな部分についてまとめました。
※詳細に知りたい方は自民党HPまで

 

児童手当の拡充

ポイント

①所得制限が撤廃(現在は年収1,200万円以上は支給停止)
②高校世代まで支給延長(現在は中学生まで)
③第3子以降は一律3万円(現在は1万5千円、中学生は1万円)
④支給回数の増加(現在は年3回)

 

我が家はいくらもらえる?

分かりやすくシミュレーションできるページのリンクを貼っておきます。
イクハク

 

補足

子の人数の数え方は高校生までの該当者の数となるため、年の離れたご兄弟だと第3子以降の給付を受け取れる期間が短くなる点はご注意ください。

 

こども誰でも通園制度の創設

ポイント

保育園などの利用要件を親が就労していなくても預けることができるように緩和する、新たな制度です。
・0歳6か月~3歳未満の子どもが対象
・1人あたりの利用時間は「月10時間」
2026年度よりすべての自治体で本格実施になる見込みで、現時点では試行的な事業からスタートされる予定。
※令和6年1月17日時点で試行的事業に参加予定の自治体はこちら

 

まとめ

今回はポイントのみ簡単にまとめまてみました。
お子様のいるご家庭には概ね喜ばしい改正になる様子です。
一方で児童手当で全ての教育費を確保することはやはり難しく、教育資金を工面するためには何かしらの工夫と行動が必要であることには変わりありません。

ライフプランをすることでお金の心配が“見える化”できますので、少しでも不安がある方はご相談ください。