資産配分は『○○』でイメージを

先日とある勉強会に参加した際、講師の方が資産配分の考え方を分かりやすく伝えていたのでシェアしようと思います。

「資産配分・・・?」

「なんとなくイメージはできるけど、なんだかよく分からないなぁ・・・」

そう思われた方は、少し読み進めてみて下さい。

今から2つの質問をします。

まず1つ目の質問です。

イメージしてください。

あなたは今100円持っています。

そして目の前にはその100円を入れられる魔法の箱が2つ(箱Aと箱B)あります。

箱Aに100円を入れると、入れたお金は数年後200円に増加します。

箱Bに100円を入れると、入れたお金は0円になってしまいます。

・・・・・あなたなら、今持っている100円をどちらの箱にいれますか?

100%の方が箱A(200円に増える方)に入れるのではないでしょうか。

では2つ目の質問です。

もし仮に、この2つの箱がAなのか箱Bなのか分からないなら、あなたはどうしますか?

博打を打って100円をどちらかの箱に入れる?

それとも50円ずつ両方の箱に入れる?

これが資産配分(アセットアロケーション)の基本的な考え方です。

まとめ

お金を増やしたいという方は多くいますが、資産の配分まで考えている方はまだまだ少ないように思います。

あなたの家庭の資産配分はどうですか?

各家庭によってそれぞれ状況も違います。

個別相談をご希望の方は下記の『友だち追加』よりご連絡が便利です。

支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

タイトルの『支出の額は、収入の額に達するまで膨張する』

これはイギリスの学者であるパーキンソンが唱えた『パーキンソンの第2の法則』だそうです。

多くのお客様のお話をうかがっていると、思ったように貯蓄が出来ていないという方がよくいらっしゃいます。

その方々の収入は決して低くなく、共働きだったりで、むしろ収入だけみれば余裕がある生活をしていてもおかしくないような方も多くいます。

その原因はタイトルの通り、支出が膨張しているからでしょう。

実は、同じような年齢と家族構成の2組のお客様のお金の見える化(ライフプラン)を作りながら、

〇〇さんの支出と△△さんの支出が入れ替われば、お二人とも数字上はハッピーなのになぁー。

なんて思う時もあったりします笑

一度膨張した支出を抑えることを節約といいますが、ダイエットのように辛く苦しいイメージはありますよね。

お金は有限です。(無限にあればいいのですが)

闇雲に我慢や節約をして苦しむのではなく、価値観のある所に『優先順位を決めて使う』ようになれると将来の不安が和らぐと思います。

あなたの支出は、この法則の通り膨張しているでしょうか?

その支出は、あなたの理想の人生を送るために必要な支出ですか?

・・・すっと答えられた方は多分大丈夫です。

答えに迷った方は、お金のプロと一緒に価値観見つめなおしてみませんか?

あなたの価値観に沿った人生が送れるよう、私がサポートします。

お金が貯まらない方のパターン

個人のご相談者様の中で、最近家計のご相談件数が増えてきています。

ご相談者様の多くは毎月の資金繰りが苦しく、将来に漠然とした不安を抱えているという共通点があります。

ここでは、私が思うお金が貯まらない方のタイプと、対処法をご紹介します。

 

家計がコントロールできていないタイプ

このタイプの方は、真面目な方が多い印象があります。

そして、ほとんど皆さんが口を揃えてこうおっしゃられています。

「贅沢しているつもりは無いのに、なぜかお金が貯まらないんです・・・。」

「月末になるとなぜかお金が無くなってて・・・。」

もしかして、あなたもこんなことありませんか?

このタイプの方は浪費をしている意識は無く、むしろ頑張って節約をされていることが多いです。節約は意識して行いすぎると日々の生活がとても窮屈になってしまいます。

ご自身の我慢で管理するのではなく、固定費をもう一度点検されることをお勧めします。

 

”どんぶり勘定”タイプ

このタイプの方は、比較的ご収入に余裕がある方が多いです。

余裕があるからこそ、その分さほど気にせずにお金を使ってしまいます。

具体的な行動パターンは、

・夫から飲み会代をお願いされると、ついあげてしまう

・「なんとなく今日は美味しい物でも食べたいわ♪」が多い

・月に3回以上ATMでお金を引き出している

このタイプの方、もしかして細かい家計簿を書くのは苦手じゃないですか?(笑)

家計管理はその方の個性や性格によって合う合わないがあります。はじめから完璧な家計を目指すのはやめて、ご自身に合った家計管理をしていきましょう。

 

夫婦別会計タイプ

夫婦共働きのタイプです。

特に、新婚さん・ご夫婦のみ世帯(DINKS)の方に多い印象です。

具体的な行動パターンは、

・夫婦で携帯代が別になっている

・外食することが多い

・パートナーがいくら貰っているか知らない

独身時代からコツコツ貯めていたへそくりや毎月のプチ贅沢を、パートナーに知られたら止めなければいけなくなるんじゃないか・・・。なんて思っていませんか?(笑)

確かに家計管理において、夫婦間は洗いざらい隠し事無く管理するのがセオリーです。

ですがもし現状から大きく変えたくないというご希望なら、ご夫婦共用の口座を作成して、生活費や固定費の引き落としだけは一つの口座で管理されることをお勧めします。

 

ローン地獄タイプ

住宅ローン、自動車ローン、教育ローン、奨学金の返済、カードローン・・・。

世の中には多くのローンが存在します。

そしてそこには『金利』が発生します。

具体的なパターンは、

・複数のローンを組んでいる

・今、自分がいくらの金利で借り入れをしているか知らない

このタイプの方は、まずローンの点検をしてみましょう。

例えば住宅ローンなどは借入時期によって思わぬ高金利の場合があります。また、複数ローンの場合は一つにまとめてしまうこともできます。

 

まとめ

ご自身で家計管理をされるのも良いですが、もし管理が出来なくなったり、不安に思うことがあれば、一度お金の専門家に相談してみませんか?

 

 

ライフプランについて考えたことはありますか?

突然ですが皆様は、ライフプランについて考えたことはありますか?

ライフプランって・・・?

ライフ=人生

プラン=計画

そうです。人生計画です。

私のファイナンシャルプランナー業務の大部分は、このライフプラン作成になります。

お客様がどのような人生を送りたいのかを伺った上で、それが実現可能かどうか経済的な側面から検証していくのですが、様々なドラマがあり大変面白いのです。

人生100年時代などと言われはじめ、未来のお金について漠然とした不安を抱えている方も多くいらっしゃると思います。

特に教育・住宅・老後にかかるお金は人生の三大資金とも呼ばれ、クライアント様の多くが不安を抱いています。

じゃあなぜ不安を抱くんでしょうか?

・・・それは”分からない”からではないですか?

私はよくライフプランのことを、『お金の見える化』と呼んでいます。

分からないから不安になるならば、分かるようにすれば良いのです。

今後、また『お金の見える化(ライフプラン)』についての記事を書いていきます。