教育資金、いくら準備すればいい??(幼稚園~高校編)

教育資金について

お子様が生まれると、教育資金が必要になります。

そして幸せの反面、多くの方が漠然とした不安を抱えているようです。

実際、私のところにも

「いくらくらい準備しておけば良いでしょうか?」

「現時点で生活費がカツカツなのですが、教育資金をどうやって準備していけば良いですか?」

「学資保険って入った方がいいのでしょうか?」

などなど、多くの教育資金へのご相談が寄せられています。

ここでは、まずは幼稚園~高校に入るまでの教育費がいくらかかるのか

”ご自身でざっくり判断できる目安”をまとめてみました。

いくら準備すればいい?

学習費の総額

文部科学省:平成28年度子供の子供の学習費調査 より抜粋

※ご自分で詳細の内容を確認されたい方は、リンクから該当ページに直接移動できます。

文部科学省の統計によると、高校生までにかかる学費は上記の表の通りです。

・・・と、これではざっくりしすぎですので、少し考え方を補足していきます。

学校外活動費の内訳

中学校までは義務教育ですので、学費そのものはかかってはきませんが、図書費用や通学費用、修学旅行や遠足などの費用がかかります。

これは正直なところ、ご自身でコントロールするのはかなり難しいですよね。

では、どこに気を付けて注目すれば良いのでしょうか。

それは学校外活動費です。

ここがご自身でコントロールできる部分となります。

この学校外活動費には

補助学習費

学習塾・家庭教師・通信教育など

その他の学校外活動費

スポーツ・レクリエーション・芸術文化活動、部活動など

の二つの費用が含まれています。

ここからは、学年ごとに毎月いくらくらいの学校外活動費が平均なのか見ていきましょう。

【幼稚園】

●公立:92,983円/年÷12カ月=約 8,248円/月

●私立:133,705円/年÷12カ月=約 11,142円/月

【小学校】

●公立:217,826円/年÷12カ月=約 18,152円/月

●私立:613,022円/年÷12カ月=約 51,085円/月

【中学校】

●公立:301,184円/年÷12カ月=約 25,098円/月

●私立:320,932円/年÷12カ月=約 26,744円/月

【高校(全日制)】

●公立:174,871円/年÷12カ月=約 14,572円/月

●私立:285,067円/年÷12カ月=約 23,755円/月

これが毎月の学校外活動費の平均になります。

公立と私立との差はありますが、全体的には中学校までは上昇傾向にあります。

部活や進学に向けての塾などでしょう。

また、高校までいくと中学校までと比べて学校外活動費は減少する傾向にあるようです。

学校外活動費の考え方

上に学校外活動費はコントロールできる。と書きましたが、これはまさしく親の教育方針です。

幼稚園~小学校までは自発的に習い事を習うというよりは、親がやらせたい習い事をさせる方が多いと思います。

この調査はあくまで平均値ですので、たくさん教育や習い事をさせたいいう価値観のある親御さんは、やはりその分の準備が必要になります。

ここからは個人的な意見になりますが、私がライフプランをさせて頂く方には、

『教育はある意味で投資』という考え方もある、とお伝えさせて頂いています。

(※あくまで私の考え方です。教育にはそれぞれの考え方がありますので、現場ではそれぞれのお考えや方針を一番に尊重しています。)

一生で稼げるお金は誰しも有限です。

その有限の資産をどこまで子供に費やすか、それはまさしく投資であり、投資の方針はご夫婦で決めていく必要があります。

具体的には、

〇〇な子に育ってほしい⇒△△をさせる といった形です。

例をあげると、

丈夫な身体の子に育ってほしい⇒水泳を習わせる

世界で活躍できる人になってほしい⇒英会話を習わせる

等でしょうか。

皆さん自然に考えていらっしゃるかと思いますが、これを機にご夫婦での教育方針やどこまで子に投資するのか、ご夫婦で話合ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

教育方針が決まったなら、次はそれを実現できるように計画されることをおすすめしています。

あらかじめ計画をしておくことによって、いざその時が来た際に、

”何か他のやりたかったことを諦めなければいけなくなった”

”子供に「それはやらせてあげられない」と言わなければいけなくなった”

”ご自身の老後へしわ寄せが来た”

ということが限りなく減少します。

もしご不安がある方は、お気軽にLINEにてお問合せください。

初回相談は無料で受け付けしております。

超初心者向け!携帯料金節約方法について

携帯電話の通信料について

みなさんは現在どこの通信会社利用していますか?

もし、特に大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を使用している方で、今よりも通信料を安くしたい場合には、

格安SIM(MVNOとも言います)を検討してみてはいかがでしょうか?

節約を考えた時、通信費や保険料など毎月出ていく固定支出を見直すことで、大きなストレス無く自動的に毎月の支出を抑えることができる可能性があります。

格安SIMって?

そもそもSIM(シム)ってなんでしょうか?

SIMとは携帯電話に差して使うカードのことを言い、このカードがあることで携帯電話は通話したりインターネットをしたりすることができます。

携帯電話を携帯電話ショップで購入された場合は、気が付かないこともありますがこのカードを入れなければ電話機はただの箱です。

例えるなら、あなたのご自宅にWi-Fi環境があり、パソコンでネットをされているとすると、

パソコン本体 = 携帯電話機(iPhoneなど)

Wi-Fi = SIMカード

のようなイメージです。

じゃあ、格安SIMって?

SIMについは分かりましたか?

多くの通信業者はこのSIMの所有権を持っており、私たちユーザーはこれを借りて携帯に差し、通話やネットをしているのです。

当然のことながら、各通信会社ごとに通信料は違います。そして大手キャリアほど通信料が高価な傾向があります。

このSIMを、格安な会社のSIMに変えることで、毎月の通信料が安価になるというわけです。

格安SIMはなぜ安いの?

大手キャリアは全国各地に対面型の店舗を構えているなど人件費がかかっています。

また、通信回線を保守したり維持している為に、こちらも費用が掛かります。

格安SIMは店舗を構えていることが少なく、基本的には自分自身でインターネット手続きをして回線を開通させるため、人件費は大手キャリアよりもかかりません。

また、回線についても大手キャリアの回線の一部を借りていることも安価な要因のひとつになっています。

格安SIMと大手キャリアのメリット・デメリット

ここまで格安SIMの基本を紹介してきましたが、全てにおいて格安SIMが良いかというとそうではありません。

格安SIMのメリット

  • 通信費が安い(最大のメリットです)
  • プラン変更などを店舗に出向かず行える
  • 別の格安SIM会社への乗り換えが容易&安価なことが多い(解約金が不要なケースなど)

格安SIMのデメリット

  • 回線速度が大手キャリアに劣る場合がある。(昼間&通勤など多くの人が利用する時間帯は特に速度低下する)
  • 業務使用など、不特定多数を長電話をする場合には向かない(電話代は高くつくケースも)
  • 数多くの会社から自分自身で業者を選択し、プランを決める必要がある
  • インターネットが不得意な方は、ハードルが高い場合も

大手キャリアのメリット

  • 何かあれば店舗に行って対面でサポートを受けることができる
  • 通信プランなども提案を受けることが可能
  • 通信費が格安SIMと比較して早い&安定している
  • 通話フリープランが用意されている場合が多い

大手キャリアのデメリット

  • 店舗が混み合い、長時間待つこともある
  • 通信費が格安SIMと比べて高価である

格安SIMにすると、どれくらい安くなるの?

実際の私のお客様の例を紹介いたします。

【変更前の状況】

ご夫婦共に、大手キャリアS社を使用

●夫

約9300円/月(内、機種代割賦が約3500円)

妻⇒約9000円/月(内、機種代割賦が約2500円)

今後24カ月で合計約440,000円

【変更後】

ご夫婦共に、格安SIMのO社に変更

●夫

機種代割賦:約3500円/月(今までの機種の分割払いを継続)

通信費:1830円/月(通話+6GBの通信)

解約金:9500円/1回のみ(S社の解約金)

事務手数料:約6000円/1回のみ(S社からのMNP&O社の新規SIM発行手数料:1枚目)

●妻

機種代割賦:約2500円/月(今までの機種の分割払いを継続)

通信費:780円/月(通話+夫と容量シェア)

解約金:9500円/1回のみ(S社の解約金)

事務手数料:400円/1回のみ(新規SIM発行手数料:2枚目)

今後24カ月で合計約230,000円

【結果】

変更前 約440,000円(24か月間計)

変更後 約230,000円(24か月間計)

約210,000円(24か月間計)の節約に成功!

まとめ

格安SIMについて、簡単にまとめてみましたが如何だったでしょうか。

今まで大手キャリアを使ってきた方にとっては、もしかしたら少しとっつきにくいかもしれません。

もしご興味があれば、直接格安SIMの特徴の説明や、変更した場合のコスト差額などシミュレーションを作成することも可能です。

ご質問などがありましたら、下記のLINEよりお気軽にご連絡下さい。

クレジットカードを家計簿につけるコツとは

クレジットカードを家計簿につけるコツ

先日お金の見える化のコンサルティングをさせて頂いた大切なお客様から、

こんな質問をお受けしました。

「家計簿を書く時、クレジットカードの請求は遅れて来るので、

なかなか毎月の締めができないのですが、どうすれば良いでしょうか?」

確かにクレジットカードは1~2ヶ月後に請求がきますよね。

その請求が来た後に、過去の家計簿に戻って記録をし直して・・・。

なんてやっていると、家計簿がどんどん複雑になってしまいます。

ここでは私も実際に実践している、クレジットカードの管理の考え方をご紹介したいと思います。

クレジットカード管理のコツは「未来に生きる」こと!

過去の記録をつけようとするから複雑になるのです。

発想を転換して、未来に生きてみると良いと思います。

と、これだけでは何のことか分かりづらいので、少し解説していきます。

例をあげて解説してみます

ご存知の通り、クレジットカードの請求は1~2ヶ月遅れてきますよね?

例えば1月に10万円のパソコンをクレジットカードで買ったとします。

そうすると、パソコンはすぐに手に入り、10万円の請求は2月とか3月に口座引落しになるわけです。

みなさんもご存知の通り、

クレジットカードは、「未来の自分からの借金」です。

ということは・・・

・1月に未来の自分から借金をしてパソコンを買った

・2月か3月に未来の自分に借金を返済する約束をした

     

ということです。

このことの言い方を変えると、

「未来の支出(=借金の返済)をすることが確定した」

ととらえることもできます。

家計簿の書き方は?

この例の具体的な家計簿の書き方ですと、

1月の時点では実際に手元からお金は出ていないので家計簿を書く必要がありません。

2月や3月に未来の自分に借金を返済した時に、家計簿に10万円と書けば良いのです。

このような考え方でクレジットカードを管理することで、

「10万円の引き落としがあるから、この月は他の支出を押さえて予算を達成しよう」

などと、事前に把握・準備し、お金の調整も可能です。

考え方や家計簿のつけかた次第で、請求が遅れてくることがメリットにもなりますね。

光熱費、保険なども同様です

上記の例は10万円のパソコンを買ったとしていますが、

毎月の光熱費や保険などもクレジットカードを通すことによって

①ポイントが貯まる

②2~3カ月先の支払いが確定し、事前に準備&管理することができる

というメリットを享受することができるようになります。

まとめ

文章に書いてみたものの、ちょっとニュアンスが分かりづらいかもしれません。

もしご希望であれば個別にご説明しますので、お気軽にお問合せください。

クレジットカードは未来の支出が読めて良い点もあれば、使いすぎてしまうデメリットもあります。

まずは毎月の固定支出をクレジットカードに変更し、ポイントを貯めつつ未来の支出を管理することに慣れてみてはいかがでしょうか?

苦しい”節約”から卒業しませんか?

その節約、苦しくないですか?

家計管理=節約とお考えになる方も多いのではないでしょうか。

かくいう私も、自分自身の家計管理を始めた時は、何から始めて良いか分からず極端な節約をしていたこともあります。

「食費を削る為に毎食必ず家で食べよう!」

「甘い物も食べたいけど、ガマン我慢」

「飲み会に誘われて行きたいんだけど、今回は断ろうかなぁ」

などなど・・・。

こうして節約をしていた時期は、自分が何のために収入を得ているのか分からず、苦しい日々が続いていました。

そして現在の私はというと、日常で過度に”節約”や”我慢”をすることなく、毎月の家計の安定した黒字化に成功しています。

今回は自分自身が変わった秘訣を少し公開したいと思います。

まずは無理なく削減できるところから

日常生活費を我慢して節約すると、必ず失敗します。

ダイエットもそうですが、度を超えた我慢は長くは続けられないものです。

家計管理の王道ですが、まずは固定支出(通信費・保険料・ローン等)から見返していくことがコツになりますね。

節約は×! 価値のあるものにのみお金を”使う”!

私たちは基本的には労働をすることによって収入を得ます。

人によって収入の大小や種類は違いますが、ただ一つ全ての人間に共通することがあります。

それは、収入は”必ず”有限であるということです。

ドラえもんの四次元ポケットのように、無限にお金が出てくる装置があれば良いですが、そんなものはありませんよね(笑)

例えば「なんとなく欲しい」から新しいカバンを衝動買いしたとしましょう。

その時点で言えば少しの無駄遣いです。

「買ったけど使ってないなぁ~」と箪笥の肥やしにして終わりです。

でも少し俯瞰して見てみて下さい。

そのカバンが 本当に必要 or 本当に欲しいもの であれば、ご自分の価値に沿っているので問題ありませんが、

そうでなければ、人生の有限資産を少し食いつぶしたことになります。

何か支出をする際、ただ我慢するのではなく、

少し立ち止まって、『これは自分が本当に価値を感じるのか』と考えるクセをつければ、無駄な支出は必ず減少します。

何度も言いますが、一生で見た時の収入は有限です。大切に使わなければいけません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

少しご自分のマインドの方向性を変えるだけで、結果は大きく変わってくると思います。

『お金の見える化』では1度改善の見通しが立ったお客様がご希望されれば、継続したコンサルティングを行うこともできます。

・毎月の家計管理に自信が無い

・結局すぐ元の浪費家に戻りそう

・日常的にお金の心配をしたくない

という方は、ぜひご利用ください。

ご相談は下記のLINEからが便利です。

正しい家計簿のつけかた

正しく家計簿つけていますか?

毎月の支出を管理する家計簿。みなさんはつけられているでしょうか?

FPとして多くの家計の見直し相談をお受けしていますが、多くの方が

「書いてはいるけど、ざっくりです」

「とりあえずレシートは集めてますけど、今月は書いてないです・・・」

「妻が書いてると”思う”けど・・・」

「家計簿は三日坊主でやめちゃって・・・」

「どんぶり勘定になってます・・・」

とおっしゃいます。

「家計簿はバッチリです!」と自信を持って言い切られた方は、全体の1割前後でしょうか。

みなさん家計簿の必要性は何となく感じていらっしゃるようですが、肝心のつけ方のポイントが分からないようです。

そこで今回は、正しい家計簿のつけ方をご紹介したいと思います!

なぜ家計簿を書く必要があるの?

そもそもなぜ家計簿を書く必要があるのでしょうか?

私の結論は、

①毎月の現状を把握し、

②希望の未来を歩むために、有意義なお金の”使い方”をするため

です。

ただ家計簿をつけるだけでは、それは単に記録です。

家計簿が記録になっている方の多くは、”家計簿をつけること”に満足してしまいがちですが、

記録をつけるだけでは意味は無いと、私は思います。

以下からは、家計簿が記録にならないポイントをご紹介させていただきます。

①毎月の現状把握のポイント

記録は”きちんと”つける

記録だけに留まっては意味が無いと言いましたが、まずは”きちんと”記録することが大切です。

きちんとつけているつもりでも、意外と実際に使ったお金と家計簿がズレている方も多いです。

まずはじめに、項目に漏れが無いか確認してみてください。

金額を書く前に、全ての費目(食費、日用品費、携帯代等の項目)をざっと書き出すと全体の把握がしやすく、漏れる可能性が減少できます。

その上で、口座やクレジットカード利用明細と照らし合わせながら、うっかりミスを防ぎましょう。

特別支出もお忘れなく

冠婚葬祭や急なイベント、税金に町内会費など年単位しかない支出の記載はうっかり忘れがちです。

お金を払った事実があれば必ず記載しておきましょう。

②有意義なお金の”使い方”をするためのポイント

未来の収支を見通す(とりあえずは、ざっくりとでOK)

まずは未来の収支をざっくりと見通すことが大切です。

私のご相談メニューにもある『お金の見える化』ですね。

私にご相談いただければ、ご意向を伺い詳細なシミュレーションを作成いたしますが、ご自身で簡単なキャッシュフロー表を作られても良いでしょう。

『お金の見える化』を行うことで

未来の収支に問題が出そうかどうか

を知ることができます。

キャッシュフロー表のひな型は、私も所属する日本FP協会のホームページから、どなたでも無料でダウンロードできます。

日本FP協会:https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/

予算を決める(一番重要なポイントです!)

未来の収支を見通すと、

・今いくら使って良いのか

・今年いくら貯めておかないといけないのか

が分かります。

ちなみに、年間の貯蓄額の計算は

”世帯の”年間総収入 ー ”世帯の”年間総支出=”世帯の”年間貯蓄額

で計算可能です。

ここで決めた”世帯の”年間貯蓄額を達成する為に、毎月いくら使い、いくら貯める必要があるのか逆算し、月々の予算を組みましょう。

共働き世帯などは夫婦別会計になっているところもあるかもしれませんが、原則、家計をひとまとめにすることをオススメします(管理がしやすいため)

どうしても別にしたい場合は、コツがあるのでご相談下さい。

月に1度、振り返りを行う

決めた予算を達成できたかどうか、少なくとも月に1度必ず振り返りをしてください。

支出の多い月や少ない月など、毎月予算は変動するものですので、そこまでシビアに行う必要はありません。

もし予算オーバーをしてしまったら、翌月以降で調整し、年間の貯蓄額を目指せば良いのです。

③ワンポイントアドバイス

慣れるまでは手書きで

便利な時代になりましたので、スマホアプリなどで家計簿をつけることができるようになりました。

また、クレジットカードや口座と連動して自動で管理ができるアプリも存在します。

うまく使いこなせることが出来ればいいのですが、これらのアプリは日々の記録をつけることがメインの目的ですので、予算を立てて実行することには不向きなことが多いです。

慣れるまでは手書きの家計簿で予算管理することをオススメします。

私の『お金の見える化』のご相談者様には、特別に【家計簿シート】をプレゼントしています。

1枚の紙で予算と実績が管理できるように作成してありますので、家計簿が苦手な方でも簡単にお金の管理ができます。

三日坊主を防ぐ

過去に家計簿をあきらめてしまった方の中で、もしかして途中で数字がズレて嫌になった経験はありませんか?

レシートを集めるつもりでも、貰い忘れたり、そもそも自販機などは領収書がありませんしね。

私の三日坊主を防ぐコツは『1000円単位でざっくり書くです。

100円単位以下を書き忘れたとしても、年間においてはそこまで大きな金額にはなりません。

この際1000円以下は見なかったことにしましょう(笑)

詳細に記録できればベストですが、まずは出来る範囲で無理なく継続することが大切です。

まとめ

正しい家計簿のつけ方について如何だったでしょうか?

予算管理を行い、月に1度振り返ることが最も重要です。

多くのご相談者様がこの方法を行うことにより、継続的な黒字化と目標に沿った貯蓄を行っています。

上記の流れの中で、ご自身だけで行うことに心配があるようでしたら、下記連絡先からいつでもお気軽にご連絡下さい。

心を込めてご相談をお受けさせて頂きます。

その確定拠出年金、大丈夫?

確定拠出年金という言葉を、目にする機会が増えたと思いませんか?

数年前に比べると、『確定拠出年金』という言葉を聞いたことがある方が増えているように感じます。

その方々の多くが、iDeCoをまず思いつくのではないでしょうか。

そんな確定拠出年金ですが、実は企業が準備する企業年金の1つでもあったりします。

ちなみに企業年金とは企業が従業員に向けて準備する年金のことを言い、

国から貰える年金(老齢基礎年金・老齢厚生年金)の企業版というイメージです。

お勤めの企業によっては企業年金そのものが無いこともあります。

まずは一度、ご自身の企業の制度を確認されると良いでしょう。

企業が用意する年金(=企業年金)の種類は企業によってまちまちですが、今回は多くの企業で採用されている

①確定給付型

②確定拠出型

の2つを紹介したいと思います。

①確定給付型

『将来の給付額』が『確定』している方式。(将来〇〇円を支給します、と決まっている)

将来の従業員への給付に向けて、年金原資を企業側が運用・管理して準備する。

 

企業としては予定通り運用できれば年金原資を問題なく準備し給付できる。

しかし、運用が良かろうが悪かろうが従業員への給付額は決まっている為、運用結果次第では企業の出費が増えてしまう可能性がある。

②確定拠出型

『拠出額』が『確定している方式。(毎月○○円を支給します、と決まっている)

企業は従業員へ決まった掛金を拠出する。

 

従業員は個人の判断で、その拠出されたお金を運用することで、年金原資を作っていく。

また、企業は将来の給付額を保証する必要は無い。

もしあなたが企業の経営者ならば、どちらの企業年金を採用しますか?

本日(2018年10月24日)の日経新聞の記事では、確定拠出型を選択するようになった企業は50.6%と前年を約15ポイントほど上回ったようです。

企業側からすると、運用実績によって将来負担する可能性がある確定給付型より、支出が読める確定拠出型の方が管理しやすいのでしょう。

おそらく、今後も確定拠出年金を取り入れる企業は増加していくと思われます。

確定拠出年金の注意点

上記の通り採用する企業が増えている確定拠出年金。

ここでは細かくに記載しませんが、実は税金面でも優遇があり非常に優れた機能を持っています。

(①拠出金が全額所得控除の対象 ②運用益が非課税 ③一時金受け取りの場合退職所得になる)

唯一注意点を挙げるとすれば、ご自身で運用する必要があるということでしょう。

投資の経験がある方ならまだしも、そうでもない方は宝の持ち腐れになっているかもしれません。

まとめ

あなたは数多くの中から自分に合った金融商品を選ぶことができるでしょうか?

プロのファイナンシャルプランナーでも、実際どの商品が”儲かるか”判断することは不可能です。

ただ、金融商品ごとの仕組みや、その方の資産状況や年齢などに応じた準備方法の”判断基準”をお伝えすることは可能です。

お金に対して自助努力が求められる今だからこそ、ファイナンシャルプランナーを味方につけてみませんか?

ご相談は下記のLINEからが便利です。

資産配分は『○○』でイメージを

先日とある勉強会に参加した際、講師の方が資産配分の考え方を分かりやすく伝えていたのでシェアしようと思います。

「資産配分・・・?」

「なんとなくイメージはできるけど、なんだかよく分からないなぁ・・・」

そう思われた方は、少し読み進めてみて下さい。

今から2つの質問をします。

まず1つ目の質問です。

イメージしてください。

あなたは今100円持っています。

そして目の前にはその100円を入れられる魔法の箱が2つ(箱Aと箱B)あります。

箱Aに100円を入れると、入れたお金は数年後200円に増加します。

箱Bに100円を入れると、入れたお金は0円になってしまいます。

・・・・・あなたなら、今持っている100円をどちらの箱にいれますか?

100%の方が箱A(200円に増える方)に入れるのではないでしょうか。

では2つ目の質問です。

もし仮に、この2つの箱がAなのか箱Bなのか分からないなら、あなたはどうしますか?

博打を打って100円をどちらかの箱に入れる?

それとも50円ずつ両方の箱に入れる?

これが資産配分(アセットアロケーション)の基本的な考え方です。

まとめ

お金を増やしたいという方は多くいますが、資産の配分まで考えている方はまだまだ少ないように思います。

あなたの家庭の資産配分はどうですか?

各家庭によってそれぞれ状況も違います。

個別相談をご希望の方は下記の『友だち追加』よりご連絡が便利です。

支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

タイトルの『支出の額は、収入の額に達するまで膨張する』

これはイギリスの学者であるパーキンソンが唱えた『パーキンソンの第2の法則』だそうです。

多くのお客様のお話をうかがっていると、思ったように貯蓄が出来ていないという方がよくいらっしゃいます。

その方々の収入は決して低くなく、共働きだったりで、むしろ収入だけみれば余裕がある生活をしていてもおかしくないような方も多くいます。

その原因はタイトルの通り、支出が膨張しているからでしょう。

実は、同じような年齢と家族構成の2組のお客様のお金の見える化(ライフプラン)を作りながら、

〇〇さんの支出と△△さんの支出が入れ替われば、お二人とも数字上はハッピーなのになぁー。

なんて思う時もあったりします笑

一度膨張した支出を抑えることを節約といいますが、ダイエットのように辛く苦しいイメージはありますよね。

お金は有限です。(無限にあればいいのですが)

闇雲に我慢や節約をして苦しむのではなく、価値観のある所に『優先順位を決めて使う』ようになれると将来の不安が和らぐと思います。

あなたの支出は、この法則の通り膨張しているでしょうか?

その支出は、あなたの理想の人生を送るために必要な支出ですか?

・・・すっと答えられた方は多分大丈夫です。

答えに迷った方は、お金のプロと一緒に価値観見つめなおしてみませんか?

あなたの価値観に沿った人生が送れるよう、私がサポートします。

お金が貯まらない方のパターン

個人のご相談者様の中で、最近家計のご相談件数が増えてきています。

ご相談者様の多くは毎月の資金繰りが苦しく、将来に漠然とした不安を抱えているという共通点があります。

ここでは、私が思うお金が貯まらない方のタイプと、対処法をご紹介します。

 

家計がコントロールできていないタイプ

このタイプの方は、真面目な方が多い印象があります。

そして、ほとんど皆さんが口を揃えてこうおっしゃられています。

「贅沢しているつもりは無いのに、なぜかお金が貯まらないんです・・・。」

「月末になるとなぜかお金が無くなってて・・・。」

もしかして、あなたもこんなことありませんか?

このタイプの方は浪費をしている意識は無く、むしろ頑張って節約をされていることが多いです。節約は意識して行いすぎると日々の生活がとても窮屈になってしまいます。

ご自身の我慢で管理するのではなく、固定費をもう一度点検されることをお勧めします。

 

”どんぶり勘定”タイプ

このタイプの方は、比較的ご収入に余裕がある方が多いです。

余裕があるからこそ、その分さほど気にせずにお金を使ってしまいます。

具体的な行動パターンは、

・夫から飲み会代をお願いされると、ついあげてしまう

・「なんとなく今日は美味しい物でも食べたいわ♪」が多い

・月に3回以上ATMでお金を引き出している

このタイプの方、もしかして細かい家計簿を書くのは苦手じゃないですか?(笑)

家計管理はその方の個性や性格によって合う合わないがあります。はじめから完璧な家計を目指すのはやめて、ご自身に合った家計管理をしていきましょう。

 

夫婦別会計タイプ

夫婦共働きのタイプです。

特に、新婚さん・ご夫婦のみ世帯(DINKS)の方に多い印象です。

具体的な行動パターンは、

・夫婦で携帯代が別になっている

・外食することが多い

・パートナーがいくら貰っているか知らない

独身時代からコツコツ貯めていたへそくりや毎月のプチ贅沢を、パートナーに知られたら止めなければいけなくなるんじゃないか・・・。なんて思っていませんか?(笑)

確かに家計管理において、夫婦間は洗いざらい隠し事無く管理するのがセオリーです。

ですがもし現状から大きく変えたくないというご希望なら、ご夫婦共用の口座を作成して、生活費や固定費の引き落としだけは一つの口座で管理されることをお勧めします。

 

ローン地獄タイプ

住宅ローン、自動車ローン、教育ローン、奨学金の返済、カードローン・・・。

世の中には多くのローンが存在します。

そしてそこには『金利』が発生します。

具体的なパターンは、

・複数のローンを組んでいる

・今、自分がいくらの金利で借り入れをしているか知らない

このタイプの方は、まずローンの点検をしてみましょう。

例えば住宅ローンなどは借入時期によって思わぬ高金利の場合があります。また、複数ローンの場合は一つにまとめてしまうこともできます。

 

まとめ

ご自身で家計管理をされるのも良いですが、もし管理が出来なくなったり、不安に思うことがあれば、一度お金の専門家に相談してみませんか?

 

 

ライフプランについて考えたことはありますか?

突然ですが皆様は、ライフプランについて考えたことはありますか?

ライフプランって・・・?

ライフ=人生

プラン=計画

そうです。人生計画です。

私のファイナンシャルプランナー業務の大部分は、このライフプラン作成になります。

お客様がどのような人生を送りたいのかを伺った上で、それが実現可能かどうか経済的な側面から検証していくのですが、様々なドラマがあり大変面白いのです。

人生100年時代などと言われはじめ、未来のお金について漠然とした不安を抱えている方も多くいらっしゃると思います。

特に教育・住宅・老後にかかるお金は人生の三大資金とも呼ばれ、クライアント様の多くが不安を抱いています。

じゃあなぜ不安を抱くんでしょうか?

・・・それは”分からない”からではないですか?

私はよくライフプランのことを、『お金の見える化』と呼んでいます。

分からないから不安になるならば、分かるようにすれば良いのです。

今後、また『お金の見える化(ライフプラン)』についての記事を書いていきます。